antron®

ホスピタリティ/公共空間

家族みんなの記憶に残る
楽しく温かな客室空間

1961年にスキーリゾートの先駆けとしてオープンした苗場プリンスホテルが、開業から50年経った今、ファミリー層をターゲットにしたウィンター リゾートとして生まれ変わりました。新たに誕生した客室のコンセプトは、「家族みんなでまた来たいと思えるような記憶に残るホテル」。そこには、子供や母親の目線で構築された楽しく温かな家族のための空間が広がっています。

”家族”のためのリゾート

2012年12月、苗場プリンスホテルは一部 をリニューアルし、山小屋のような『暖らんROOM』とクライミングウォールや子供用テントを擁した『遊ROOM』が新たに誕生しました。
採用されたプランは、三井デザインテックの30代の女性デザイナー、田中映子氏のものでした。プリンスホテルの資産管理部長・池上 龍治氏は、当時を振り返りこう語っています。「当ホテルは1961年にウィンターリゾートの先駆けとしてオープンしました。開業から50年が過ぎた今、これからの時代に必要とされる家族の紳を大切にするホテルに生まれ変わろうというのがリニューアルの目的であり、田中氏の提案は、その夢をさらに大きく膨らませてくれるようなものでした」
田中氏は、空間デザインのポイントは力ーペットにあったと言います。「家族という明確なテーマが決まっていたので、子供の気持ちになって考えたり、子育て中の友人の意見を聞いたりしながらプランをまとめました。客室の リニューアルデザインで空間が変わったことを伝えるには、力ーペットの選択が重要になります。家族で過こす温かな空間を演出するために、誰にでも馴染みがある柄をイメージしました。そして、子供たちが自由に遊び回れるよう、汚れに強くクッション性があり発色の良いものを考えました。『暖らんROOM』には、赤地と緑地の2タイプのマドラスチェックを、『遊ROOM』には、親しみやすいシンプルなチェック柄の力ーペットを敷いています。これらは川島織物セルコンさんと共同で製作したオリジナルであり、2か月間で4回の試作を繰り返して微妙な色合いを調節していきました」

美しい発色と立体感を保持

このオリジナルカーペットのファイバーには、アントロン®ルーミナ原着ナイロン6,6が使用されています。川島織物セルコンの田村崎武氏は、製作の経緯についてこう語ります。「客室の全面ガラス張りの大きな窓からは、夏期は豊かな自然光が、冬期には自然光に加えてゲレンデの反射光が射し込むため、日焼けしにくいアントロン®ルーミナ原着ナイロンが最適だと考えました。またアントロン®ファイバー製の力ーペットであれば、ジュースやアイスクリームをこぼしても簡単なメンテナンスで本来の美しさを取り戻してくれます。さらに、子供たちが遊び回っても、その衝撃に耐えうる強さを持ち合わせていることもメリットでした。柄は田中氏のイメージがしっかりしていたので、80色のアントロン®ルーミナの中から色の組み合わせを試行錯誤しました」
アントロン®ルーミナ原着ナイロン6,6は、糸を紡ぐ前段階でポリマーに着色するため日焼けや業界標準のクリーニングで色落ちしません。また、力ーペットの耐用年数に応じた耐久性と防汚性を備え、シミ汚れにも優れた耐性があります。ナイロン6,6は、歩行による摩耗への耐性があり、弾性回復力にも優れます。また、独特な中空糸繊維形状が光を分散させ、汚れが目立ちにくくなるだけでなく、ほこりや汚れの堆積を最小限に抑え、クリーニングを容易にします。
アントロン®ルーミナ原着ナイロン製カーペットは、施工時のままの美しい色と立体感を保ちながら、今日も多くのお客様を迎えています。

『子供たちに自由に遊び回ってもらえ るように、汚れに強くクッション性があり発色の良いものを考えました。』

三井デザインテック 田中映子 氏

三井デザインテックデザイナー 田中映子 氏

施  設  名:
苗場プリンスホテル
採用力ーペット:
株式会社川島織物セルコン オリジナル製作品(アントロン®ルーミナ原着ナイロン)